プログラムの実験場

にゃんぱすー

はてなリモートインターンシップ2023に参加しました

はてなリモートインターンシップ2023 に参加したので学びや感想を書き残しておこうと思います。

参加の理由

先輩と就活の話題になり、魔法のスプレッドシート を紹介されました。その中にはてなインターンもあって「はてなインターンは良いらしい」とおすすめされたので勢いでその場で応募しました。

ちなみに、2023年の応募クイズは数字4桁のパスワードを総当たりするという内容でした。for文で処理を大量に呼び出すのはシステムに負荷をかけるイメージがあったけど、ブラウザで処理が完結してるから問題はないらしい。

developer.hatenastaff.com

はてなのサービスといえば

はてなのサービスで使ったことがあるのは

の3つでした。社員さんからは「はてなといえばうごメモはてなだよね」と言われましたが、世代ではなくて分かりませんでした、、、

他にも企業技術ブログは便利で使っていました。

hatena.blog

面接

書類ではポートフォリオサイトとGitHubアカウントを提出しました。

書類審査を突破して運良く面接に呼ばれたわけですが、そこでは技術的な雑談がメインで、わいわい話しているうちに終わった記憶があります。

応募クイズの裏話や趣味でスマートロックを作った話などをしました。

前半過程 (1-5日目)

歓迎会

インターン開始の2週間前にはリモートで事前交流会がありました。オンラインとはいえども食事ありで、nonpi foodboxで料理を自宅まで配送してもらえます。

ただ、自分は手続きを完全に忘れていたので料理はありませんでした。悲しい。もしこれからはてなインターンに参加する人がいたらnonpiのフォーム入力はなるべく早く済ませるということだけ覚えておいてください。

講義パート(1-3日目)

インターン開始です!最初に歓迎の挨拶などセレモニーがあり、それが終わるといきなり講義パートが始まります。

講義はHTTP〜ビジネスまで10個くらいありました。一番印象に残ったのはHTTPについての講義で、RFCをベースにHTTPについて深掘りして説明するという内容だったんですが、RFCが体感で30個くらい出てきて圧倒されました。

ちなみに最終日の成果発表会では同期のインターン生が実装の根拠をRFCで示していて、社風に染まったな...と思いました (RFCベースで会話する社風ってなんだ)

課題パート (3日目午後-4日目)

課題パートではマイクロサービスアーキテクチャで構築されたブロクシステムに独自記法を追加するという課題が出されました。言語はGoかTypeScriptを選択できる親切な仕様だったので自分は馴染み深いTypeScriptを選択しました。

仕組みを理解するのが難しかったですが、後半過程で配属されるチームのメンターがついて開発をサポートしてくれたので詰むことはなかったです。特にunifiedでASTをいじる部分の実装はほぼつきっきりで見てもらいました。

オフラインデー (5日目)

コロナが落ち着いてきたということで対面で会える機会が設けられました。社員とインターン生が対面で会えるのは4年ぶりのようで、めでたいです🎉

オフィス見学もさせてもらいましたが、開発フロアに人が少ないのととても静かなことに驚きました。基本フルリモートなのと、ビデオ通話用の「ポッド」という電話ボックスのようなものが設置されているからだそう。

雑談で2019年以前のインターンは京都に4週間泊まって開発していたという話が出ていました。とてつもなく暇な人しか参加できない気もしますが、大学生は基本的にとてつもなく暇なので問題ないかもです。休みの日は社員さんのアテンドで京都観光もできたそうで羨ましいなと思いました。京都オフィスがどんなのか気になるので、もし京都に行ったときはオフィスに訪問してみようと思います。

オフラインデーのメインイベントのひとつは講評です。4日目までに開発した課題についてCTOの id:motemen から直々に講評をもらえます。講評の内容は、選択した言語の内訳、課題の実装を見比べる、気をつけるべき点の共有などでした。「こんな実装があるんだ!」や「こんなことに気をつけなきゃいけないんだ!」という発見が多く学びになりました。スケジュール表に書かれた講評というワードからてっきり実装を晒し上げられてコテンパンにされるものだと思っていたのでポジティブで安心しました。

他にも来週からのチーム配属に向けて環境構築も行いました。

後半過程 (6-15日目)

後半過程ではインターン生は2人づつチームに配属されます!チームはブログチーム、Mackerelチーム、マンガ投稿チームの3つがありました。

自分は id:hutinoatari と一緒にマンガ投稿チームに配属されました。マンガ投稿チームは名前通りマンガノやジャンプルーキーなどマンガ投稿サービスの開発運用を主に行っているチームです。

自分たちはマンガノの機能改修・新規機能追加をしました。

manga-no.com

2週間で2つの機能をアップデートし、1つの新規機能を実装しました。

新規機能については諸事情でまだリリースできていないのでリリースされ次第追記します。

(新規機能の諸々を書くスペース)

いかがでしたか?

インターン期間中、はてなの技術力の高さを随所で感じました。2週間ではてなの技術水準に素早く追いついて成果を出さないといけないので半強制的にスキルアップできました。開発以外でもTシャツを沢山貰えたり、インターン生をなるべくもてなそうという優しさを感じました。ありがとうございました。

はてなインターンはいいぞ